TTSneo 1.69では、ピクチャーオブジェクトや各種画像ファイルを、縮小・拡大する「画像サイズ変更」命令を追加しました。
この命令を使うことで、「画像コピー」命令では手間が掛かる、サムネイル画像の作成や%単位での画像サイズ変更が容易にできるようになりました。
また、元画像および出力先を、ピクチャーオブジェクトの他に、画像ファイル名でも指定することができるため、
サムネイルの作成であれば、ピクチャーオブジェクトを作成する必要が無くなりました。サムネイル作成以外にも、ゲームやツールの作成などにも便利な命令です。
「C:\Program Files\TTSneo\マニュアル\img\ttschar10.png」を「big.png」へ150%で画像サイズ変更
以前より、ウィンドウの「変形」設定項目をオンにすることによって、「絵」設定項目で指定した画像に合わせて、
ウィンドウの形を変化させることができましたが、実行中頻繁にウィンドウの形を変化させたい場合などは、
ウィンドウがちらついて、見づらくなるという欠点がありました。この欠点を改善するため、TTSneo 1.69では新たに「変形画像」設定項目を追加しました。
「変形画像」設定項目には、画像ファイル名(BMPまたはPNG形式)、またはピクチャーオブジェクトを指定することができます。
また、ウィンドウの「背景」設定項目で指定した色が透明になるため、画像の任意の色で変形させることができるようになりました。縁無しウィンドウ1を使う
その中の大きさを(350,100)へ変えろ
ピクチャー1を使う
その大きさを(350,100)へ変えろ
場所は、ピクチャー1
文字サイズは 30
縁無しウィンドウ1を表示
繰り返せ
ピクチャー1をクリア
今を0,20に黒で書け
縁無しウィンドウ1の変形画像を、ピクチャー1に変えろ
待て 0.2
繰り返し終わり
手順は 縁無しウィンドウ1をダブルクリック
終了
終わり
「開け」命令および「保存」命令で、配列を扱う際に、これまでのCSV(カンマ区切り)に加え、タブ区切りを追加しました。
TTSneoで加工したデータを、カンマ区切りまたはタブ区切りで保存することで、
Excelなどの表計算ソフトで扱う場合や、データベースへの登録操作などで利用することができます。また、従来はファイルの種類(拡張子)が.CSVの場合のみに、カンマ区切りで扱われましたが、
すべての種類で、「カンマ区切り」「タブ区切り」「テキスト」のいずれかを指定することができるようになりました。一覧(1、0)は、「太郎、17、179、64」
一覧(2、0)は、「次郎、15、166、54」
一覧(3、0)は、「三郎、12、153、50」
ーー配列の内容を、タブ区切りで保存します
一覧を「data.txt」へタブ区切りとして保存
ーー配列としてではなく、文字として扱いたい場合は、「テキスト」と指定します
開け(「data.txt」、、テキスト)を表示※「追加保存」命令でも、同様の指定が可能です
調査ウィンドウへ変数や関数の内容を表示するための「報告」命令で、
句読点「、」で区切りをすることで、同時に複数の値を出力することが可能になりました。日付、時間を報告
より明確な名前にするため、「情報ウィンドウ」を「調査ウィンドウ」へ変更します。