今回は、「フォルダ一覧」・「全フォルダ一覧」関数の仕様を変更しました。
公開のバージョンをインストールすることで、フォルダやファイルの処理をするプログラムなどが、動かなくなる可能性があります。
また、新機能として、「フォルダ一覧」・「全フォルダ一覧」関数の結果を、ツリーにそのまま追加することができるようになりました。
「フォルダ一覧」・「全フォルダ一覧」関数で取得できる結果が変更されます。
TTSneo0.962以降は、すべての項目の最後に「\」マークが付加されます。
具体的には、下のように変わります。
今までは、「フォルダ一覧」・「全フォルダ一覧」関数を実行すると下のような結果になりました。
’TTSneo0.961以前で、「全フォルダ一覧(「d:\」)」としたときの例
d:\文章
d:\文章\学校用
d:\画像
d:\画像\デジカメ
新バージョンでは、下のように語尾に「\」がつけられます。
’TTSneo0.962以降で、「全フォルダ一覧(「d:\」)」としたときの例
d:\文章\
d:\文章\学校用\
d:\画像\
d:\画像\デジカメ\
配列の中にある内容をツリービューに追加する方法が簡単になりました。
「ファイル一覧」「全ファイル一覧」「フォルダ一覧」「全フォルダ一覧」関数などの結果を、
そのまま「追加」命令でツリーに追加することが可能になりました。
ツリービューにフォルダ一覧を追加する例
ウィンドウ1を表示
その背景を標準に変えろ
ツリービュー1を作る
その大きさを200,200に変えろ
配列は、全フォルダ一覧(マイドキュメント)
ツリービュー1に、配列の一覧を「shell32.dll,5,小」で追加
待機
これだけで、下のようにフォルダの内容を追加することができるようになりました。
ツリービューに特定のファイルとフォルダ一覧を追加する例
ウィンドウ1を表示
その背景を標準に変えろ
ツリービュー1を作る
その大きさを200,200に変えろ
配列は、全ファイル一覧(「[マイドキュメント]*.txt」)
ツリービュー1に、配列の一覧を「shell32.dll,43,小」で追加
待機
TTSneo0.962に更新する前に、以前のバージョンをバックアップすることをお勧めします。
更新したが、問題が起こったため、前のバージョンに戻したい場合は、以前のバージョンを再インストールしてください。
バックアップをとっていない場合は、Vectorからダウンロードできます。
また、更新する前に、動かなくなると困るプログラムを「実行ファイルの作成」しておけば、
新バージョンにしても問題なくプログラムを使うことができます。