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質問するときのコツ

TTSneo質問掲示板には、初心者の方から常連さんの方まで、いろいろな方が発言を見ています。
もちろん初心者がわからないこと質問をすることは、良いことです。
しかし、質問の仕方が不明確で、失礼な発言をすると、みなさんが気持ちよく掲示板に参加できません。

ここでは、質問掲示板に参加する人のために、質問の仕方をアドバイスしていきます。

 

質問の書き方

質問を書くときは、以下のことを心がけるようしましょう。

・はじめに、あいさつを書きましょう。
・友達に話すような口調ではなく、やさしく丁寧に「です」「ます」調で書きましょう。
・聞きたいことは、一言で書こうとせず、詳しく書きましょう。
・投稿した後は、自分の書き込みを必ず読み返しましょう。間違えたときは、修正機能を使いましょう。

お返事を書いてくれているみなさんは、あなたの質問に、時間をかけてお返事してくださっています。
答えてくれることを当たり前と思わず、質問に答えてくれたことに感謝することを忘れないようにしましょう。

 

タイトルは、明確にわかりやすく。

質問のタイトルは、内容を予想できるものにしましょう。

悪い例
 こんにちは
 教えてください
 ヒントをください

自分が聞きたい質問を一言で表したものを書きましょう。
本文の一番最後に書く結論をタイトルにすると思います。

質問するときは、「自分のやりたいこと」を相手にわかってもらえるように書きましょう。
自分のやりたいことを理解してくれれば、ほぼ確実に参考になる返事が来ると思います。

掲示板のルールを決めているのは、結局は自分が確実に回答をもらえるようにするためでもあります。

 

よくあるダメな質問の仕方

レベル1 マニュアルやサンプルを見ればわかることを質問する

悪い例
 ビットマップを表示するにはどうすればいいのですか?
 CDを再生するには、どうすればいいのですか?

質問をする前に、質問に関する情報がないか確認しましょう。
リファレンスやオンラインマニュアルには、検索機能が用意されています。
このような機能を使って、方法が書かれていないか探してみましょう。

また、サンプルプログラムがあることをご存知でしょうか?
サンプルは、マニュアル以上に具体的なやり方が載っていますので、基本的な使い方であれば、サンプルから調べることができます。

もし、それでも見つからなかった場合は、どこの説明を探したのか書きましょう。
本当はある情報だと、常連さんに「ちゃんと読んでいない」と判断されてしまい、無駄に時間がかかってしまいます。

 

レベル2 何をしたいのか分からない

時々、何をしたいのか 全く分からない質問があります。

悪い例
 「書け」命令で書いた文字を、書き換えるにはどうすればいいのですか?

どんなプログラムを作るのに使いたいのか分かれば、もっといろいろな方法でアドバイスできるので、答えやすいのですが、
このように命令や機能などが特定されると、返事が書きづらくなります。

何をするのに使いたいのかを必ずはじめに書きましょう。
その前に、他の方法がないのか、マニュアルやリファレンスを探してみてください。

また、多くの場合、ダメな質問は一行にまとめて書こうとする傾向があります。
質問を一言で書くと、自分の伝えたいことが相手に伝わらず、思うような返事が得られないでしょう。

 

レベル3 プログラム全体を貼り付けて質問する

悪い例
 ○○をしようと思うのですが、うまく動きません。
 作成中のものですが、プログラムも載せたので、試してみてもらえませんか?

相手に理解してもらおうとして、質問の補足としてプログラムを載せることはもちろんOKです。

ただ、例のように作成中のプログラム全体を貼り付けて、自分のミスを見つけてもらおうとする質問があります。
このような質問には、絶対に回答しません。たとえ回答があっても、良心的な返事でないと思ったほうがよいでしょう。
数行のプログラムであれば、相手に見てもらえますが、何行もある他人が作ったプログラムを見る気にはなりません。

つまり、原因がどこか特定するのは自分がやらなくてはならないということです。
これができなければ、いつまでも質問掲示板を頼ることになります。

逆に原因が特定できれば、自分で解決できるということです。それがこの質問の回答です。

 

レベル4 虫の良い、身勝手な質問をする

悪い例
 ○○するものを作りたいんですが、プログラムの作り方を教えて下さい。

作成依頼をするのはやめましょう。論外です。

 

質問の仕方チェックシート!

質問する時のチェックシートを考えてみました。
「送信」する前に以下のことを満たしているか確認しましょう。

何を作っているのか?
 相手に目標が理解できると、自然に質問の理由が分かります。自分の考えとは違った方法を教えてもらえることがあります。

分からないのはどこか? 原因が起こる場所は?
 問題が発生する箇所は自分で特定すること。作成者以外が原因を調べると特定に時間がかかり、あきらめて返信してくれません。
 これは自分で解決すべき問題です。

どんな操作をしたのか?(問題が起こる操作、状況)
 相手が問題の症状を確認できないと、質問に答えようがありません

どういう結果になったのか?(表示されるエラーメッセージやどういう結果を期待しているのか
 単に「うまくいかない」ではなく、具体的に。

解決のために何をやったのか?(調べたこと)
 返事を書く上でとても参考になります。

バージョン情報を掲載しているか?
 TTSneoのバージョンやWindowsのバージョンによって症状が確認できない場合があるからです。
 TTSneoデザイナの「バージョン情報」の右下のコピーアイコンをクリックすると、自分のパソコンのOSやメモリ、TTSneoのバージョンなど相手が必要とする基本情報がコピーされます。これを必ず貼り付けてください。