ホーム > TTSneoのお知らせ > 詳細

仕様の変更点

新オブジェクトの内部仕様の変更

新オブジェクト(リストビュー、ツールバーなど)の内部仕様を変更しました。
ドラッグ&ドロップが動作しない問題やブラウザを利用するとCPU利用率が高くなる問題を修正し、安定化しました。

命令や動作の変更点はありません。

マルチメディア機能の改良

マルチメディア機能(再生・一時停止・停止命令)についての改良を行いました。

1.一度に再生できるメディアを1つに限定

TTSneoでは、メディアの種類ごと(MP3やMPEG、音楽CD)に同時に再生することができましたが、
TTSneo1.2以降は、複数のメディアを同時に再生することはできなくなります。
これにより、種類ごとにプログラムを変える必要がなくなり、操作が分かりやすくなります。

変更前

「music.mp3」を再生
MP3を一時停止
MP3を停止

変更後

「music.mp3」を再生
一時停止
停止

2.TTSneoが使用するMCIのエイリアスを変更

従来、TTSneo内部で使用するMCIのエイリアス名は、メディアごとに異なっていましたが、
TTSneo1.2より、使用するエイリアス名を統一します。(音楽CDを除く)

変更前
midifile、Animation、cdaudio

変更後
ttsmedia、cdaudio

このエイリアス名は、「MCIへ命令」で使用することができます。
TTSneoで用意されていない操作や情報を取得する時に、使用できます。

利用例

’ミュートに設定する
「Video.mpg」を再生
「set ttsmedia audio all on」をMCIへ命令

3.一度に複数のメディアを再生したい場合

一度に複数のメディアを再生したい場合、「MCIへ命令」を使って再生してください。

’ファイルを開く
「open "video.mpg" alias video」をMCIへ命令
’再生する
「play video」をMCIへ命令

’停止する
「stop video」をMCIへ命令
’ファイルを閉じる
「close video」をMCIへ命令

情報を取得するMCI文字列の場合、「それ」関数に結果が保存されています。

「status ttsmedia Length」をMCIへ命令
それを表示